気づけば4月も終盤…。
3月はまったく書けずに終わってしまいました。
ちゃんと記事に取り組んではいたのです。
今年はもう少し頻繁に書けるようにしよう~と、前向きになっていたところに…
始まってしまった軍事侵攻。
それ以降の生活のリズムがすっかりくるってしまいました。
とにかく続報が、気になりすぎて気になりすぎて。
テレビはドラマ(録画)以外は観ないので、情報源はスマホかタブレット。
「続報気になりすぎ沼」からの脱出がなかなかできずにいます。
思い返すも、第一報を知った時のショックたるや…。
え?え?え?と頭の中は真っ白。
テレビをつけてみたものの民放はワイドショーしかやってないしNHKは国会中継だし、日本は別惑星にある国かと思えるほどどこもまったく報道してなくて、なんとか知りたいとTwitterで必死に情報をさがしました。
記事を読み漁り、画像や動画を見つけ、詳細が分かるにつれて怒りと悔しさの入り混じった感情に押しつぶされそうになって、涙があふれてきて仕方なかった。
典型的なHSPなので感情移入が甚だしく、でもそんな自分の心のやり場をどうするかは全く後回しにしながら、どんどん新しい情報探しにのめり込んでしまって。
侵攻するかもの前情報はあっても、まさかやらないよね~と半信半疑どころかほぼ否定的に見ていたので、なおさらな衝撃でした(ほとんどの人がそうだったでしょうが)
家事や食事、睡眠はなんとか普通にこなすけど、少しでも時間が空くとTwitterを追いかけずにはいられなくなる。
そしてどうしようもない、無力感に襲われる。
夫や娘はその点、かなりドライ。
話題を振れば反応してくれるけど、積極的に話そうともしてくれず、自分ひとりで頭の中の大混乱を抱えることになり、とりわけ最初の1週間はしんどさが半端なかったです。
週末になると家族が一緒で、車庫の断捨離の続きに買い物、娘への総菜づくり、などなど、やらないといけない仕事がたくさんあるので少し改善。
でも月曜日になっておひとり様時間ができるようになると、やっぱりネットサーフィンを始めてしまう。
あれですね、更年期障害って仕事している方はあまり実感されずに過ごされるって聞きますけど、それに似ているのかもしれません。
ふっと自由になれる時間が下手にあるものだから、自分の心の重荷になっていることに、わざわざ首を突っ込んでしまうところがある。
ブログ記事を書こうとしてみても、どうしてもウクライナ情勢のことが頭から切り離せない。
これじゃだめだ、いっそ今の混乱を記事にして頭を整理しよう、とつらつら書き始めたものの、その間にもどんどん情勢は変化していき、気持ちが追いつかない。
結局まとめられなくてずーっと放置になってしまいました。
そんななか、あっという間に春~初夏?な陽気になって、やらねばならない家事はどんどん増える。
過ごしやすい気候のお陰で家事ははかどりますが、空いた時間ができるとやっぱりTwitter追っかけで一日が終わる。
このままいくと、いつまで経ってもブログ再開になんてならないので。
いい加減に自分の気持ちに一区切りつけてみようと思います。
とても長くなりますので。
この先はご興味ある方だけお読みください。
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まずはこの時代に、いわゆるテロへの制裁措置(特殊作戦?)や宗教絡みの紛争ではない、軍事侵攻(侵略戦争)が起こってしまう、という現実の驚きと衝撃。
これが一番大きかった。
そういう時代はもう終わったもの=この先におこる可能性もほとんどない、と勝手に思っていました。
現在進行形でシリアやアフガニスタンなどで紛争が続いていると頭では知っていても、遠いアフリカのどこかの話、イスラム世界はよくわからない…で現実感も関心もほとんどなく、少なくとも自分の属している民主主義社会には無縁のものだろう、と。
その安心感が覆されてしまった。
すると、それまでうっすらと抱えていた不安がだんだん大きくなってきてしまいました。
日本って、このまま存続できるのかしら。
夫や私は先はそんなにないけど、娘の世代にこのままの日本を残していけるのかしら。。
***
そんな漠然とした不安を感じ始めたのは、韓流や華流ドラマから足を洗った8年ほど前からのことです。
ネットで調べたり本を読んだりして知った多くのことは、それまでの自分の中の常識を見事にひっくり返してくれました。
いわゆる自虐史観にどっぷりだったのだなぁ、と。
戦後、敗戦国としてGHQの思惑通りに愚民化政策を推し進められ「戦争をしらないこどもたち」として人生の前半期を能天気に幸せいっぱいに謳歌させてもらってきた世代です。
自分のお花畑ぶりに呆然としたものです。
のんびり平和ボケした日本を取り囲んでいるのはトンデモな隣国ばかり。
おまけにそのうち2つが共産主義国。
幼児期から反日思想を刷り込んで、竹島、慰安婦、軍艦島に旭日旗に…と国をあげて世界中で日本下げを繰り広げる国。
拉致した日本人を還さず気の向くままにミサイルをバンバン飛ばしてくる国。
不可侵条約を破って侵攻し、ポツダム宣言を受諾して戦闘停止をしているというのに攻め込んできて北方の4島を奪いとり、シベリアに大勢を連れ去った非道な国。
軍事力を傘に周辺国に脅しをかけ、今まさにジェノサイドを実行中で、日本を乗っ取る気マンマンの国。
あ、ここはコロナパンデミックの元凶という点で、今のところいちばん許せない国です、個人的に。
そして、日本は大丈夫なのかという不安感の元になっている国でもある。
たとえば、あちこちにあるソーラーパネル。
私の住む辺りではまだ、平地の空き地を利用しているだけマシだと思うのですが、美しい里山の一角をつぶして木をなぎ倒し、ギラギラと斜面に造られている画像をみると、心底ぞっとします。
その背後にあるのは、たくみに日本に入り込んで、なにも知らないお年寄りをだまして土地を権利を奪い取っていく中国資本とそれにへつらう国内の利権者の存在。
すでにかなりの土地を買い占められているという北海道や、京都の町屋などと同じように。
中国ネットでは、「日本移民」を謳った不動産広告がわんさか出てくるそうです。
笑いごとではありません。移民って。。
でも、それにおもねる国内の利権者や、お花畑思考から脱する気配のない無関心層ががっつりいるという現状のほうがより怖い。
なぜ日本の学校なのに、国旗掲揚や国歌斉唱ができないのか(いつの間にそうなったのか)。
なぜ、政府自ら断固として積極的に、でっち上げられたプロパガンダに反証したり抗議したりしないのか。
なぜ帰化しながら、反日活動に精をだす人たちが教員や議員になれるのか。
挙げだしたら次々でてくる「なぜ?」=他国ならありえないようなことが、放置されてしまっている。
それから、戦前戦中の日本人だったら誰でも知っていたことを教えられていない。
たとえば「通州事件」
はじめて知ったときは胸が苦しくてとてもとてもつらかった。。
事件に見える中国の残忍性、残虐性は、華流歴史ドラマや映画である程度知ってはいたものの、作りものの映像ではとても表現できないほどのむごいもの。
日本人には理解のできない度を超えたもの。
元寇の昔から語り伝えられているもの…。
DNAなのか儒教的な思想のせいなのか。
そんな人たちが少しずつ少しずつ、日本を侵食しているのですから。
背筋が凍る思いです。
末路はチベットやウイグルのようにされるのではという恐怖感は、コロナ以降さらに現実的に倍増しています。
マスクの買いあさりや転売などの連携プレーの見事さといったらもう、日本人なんて歯が立ちません(国防動員法なんてのもある国だし)
***
今回のことで、ロシアの残虐性もまた同類であると再認識させられました。
引き上げ時の満州で(シベリア抑留、葛根廟事件、二日市保養所…)日本人が受難したのはもとより、ベルリンで、ポーランドで。アフガニスタンでもチェチェンでもシリアでも。
中韓以外の歴史ドラマ(英国、スペイン、イタリア、フランス、ロシア、トルコなど)も楽しんでいた時期がありましたが、拷問や処刑の方法が、中韓同様についていけないレベルだったのが印象に残っています。
ドラマだから脚色も相当あるだろうけれど、それでも普通にそれが定番になっているっていうのが、日本人には理解しがたいものがありました。
もちろん、日本でも歴史をさかのぼればいろいろあったのだろうとは思うけれど、あそこまではやらないのではないかと(知らないだけかもだけど?)
ともかく、南京にしろ慰安婦等々にしろ、自分たちが過去に確実にやってきた残虐非道な行いを、そのまま日本軍も、日本人も、やったに違いないという思い込みででっち上げ非難していることだけは、確かだろうなと思います。
ドラマでもそういうスタンスの設定が多かったですしね、特に韓国ドラマ。
亡くなった父が、「露は怖いからなー」「朝〇はうそつきだからなー」なんてよく言ってましたが、戦争体験者の方々にはそういう感覚が残っていた。
それがもう私たち世代には感覚として全くない。
日本を取り囲んでいる国は日本人同士のようにはいかない相手ばかりなんだと、しっかり肝に銘じるべきなのに。
今回のことで、さすがに憲法9条を盲目的に掲げる無意味さが分かった人も多いとは思うのだけど、国連では敵国条項が外されないままの日本、憲法を変え国軍を据え軍備を正常に保てるようになったとして、国が亡びる(乗っ取られる)までに間に合うんだろうか…。
***
これまでウクライナの歴史について、ほとんど知りませんでした。
Wikipediaでざっと調べてみても、読んでいるうちにくらくらしてくるぐらいに複雑で過酷な歴史。
特に、初めて知ったホロモドールやクリミアの強制移住など近年の歴史は想像を超える壮絶さ。
ソ連崩壊、オレンジ革命、マイダン革命、クリミア併合…ずっとロシアと戦ってきたのですね。
ロシアを擁護する方もいるけれど、私個人としては、これだけの歴史的背景をみるだけでも、ウクライナの方がロシアに対して持つ感情というのは、決して良いものではないのだろうなと思ってしまいます。
ホロモドールや強制移住で人のいなくなったウクライナの土地にはロシア人たちがたくさん送り込まれたといいます。
ウクライナ侵攻の結末がロシア側の勝利で終わってしまっては、中国のやり方にも拍車をかける(つけ上がらせる)ことになってしまう。
ウクライナが負けることは絶対にあってはならない、なんとか勝利して欲しいと切に願ってしまいます。
***
夫は割と、世にいう陰謀論的な視点が強いので(完全にそうではないけど)私のこういう不安を語っても、一方的にロシアを悪とする考え方と受け止めるようで話が平行線に終わることがしばしばです。
確かに英米や大資本家が世界で影響力を持っているのは事実だろうし、たとえば中韓の反日活動の裏で米国が実は糸を引いているというのも、ゼロではないだろうと私も思っている。
でも、突然に隣国に武力をかざして押し入るという前時代的なことをやらかす国を許したら時代は逆戻りしてしまう。
だから私はあくまでも、非は手を出したロシアにあり、侵攻をやめて国に帰る以外の帰結はないだろうと思っています。
ただ、そうできたとして、これだけの破壊と虐殺の限りを尽くしてめちゃくちゃにされたウクライナを納得させられるだけの賠償を課すとなると、ロシアはどういうことになるのか。
ヒトラーが生み出されたのと同じ事態になるのじゃないか、という恐ろしさもある。
追い詰められたロシアが本当に核を使ったらどうなってしまうのか…。
***
ずっと、今までと同じような安全で便利で暮らしやすい毎日が続いていくものだと信じて疑わなかったけれど。
ここ2年余りを振り返ってみても、どうやらそれもそのうちに終わるのかも、と覚悟しておいたほうがよいのかもしれません。
アメリカ大統領選の混乱ぶりにしろ、コロナ禍にしろ、今回の侵攻にしろ、当たり前と信じていたものが知らない間に崩れ始めている。
ひと月先、半年先、1年先のことが予測できないようになっている。
それと、もしもたとえば中国が、ロシアが、侵攻してくることがあったとして、軍備以前に今の日本人が先の大戦時のように対処できるのかというと、難しい気がしてしまいます。
父や母、祖父母の世代まで保たれていた日本人の矜持、芯の強さが、自分自身も含めて、今の私たち世代に受け継がれているとはとても思えなくて。
なにしろ一番肝心な、自国を誇りに思い大切にするという愛国心が相当削がれてしまっているんですから。
徹底抗戦を続けるウクライナの方々のようにできるんだろうか、と。。
***
などなど。
今の自分の不安のいろいろを、支離滅裂に吐き出してしまいました。
すっきりしたかったけれど、余計に迷路に入り込んでいくようです。
結局、今の状態を諦めて受け入れていくしかないのだろう、とも思います。
毎日は、いつまで続くかは不明だけど、今のところは続いていますしね。
天災や事故は、いつ遭遇するか分からないし、心配していたらきりがないと割り切れてしまうところがあるのだけれど。
自分が大事にしたい祖国とそこでの生活が、ゆっくりと確実に悪いほうに向かっているように感じる、そういう不安を心のどこかに常に抱えているというのは、重いです。
まあ、でもこれで、自分がなにを抱え込んで出口をみつけられていないのか、ある程度ははっきりできたので、一区切りついた、ことにしようと思います。
悩んだところで解決策なんてなにも見つかりませんしね。
毎日は続く。
続いている限りは、少しでも楽しんで、少しでも有意義なものにして、それをここに綴っていけばよいのかな、と。
ウクライナ情勢も、長引けばだんだん感覚が麻痺して気にしなくなってしまいそうだけれど、それではロシアの利になりそうなので。
Twitter情報は追いながらも情報の海に溺れないようにコントロールしながら、もっと自分の暮らし、今を大事にしていきたいなと思います。
見出しもつけられずとてもとても長くなってしまいました。
次からは、いつも通り、日常の一コマ記事を綴っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました*
ご興味のある方はご参考までに
「通州事件」
Wikipediaもあるのですが、あまりに凄惨な内容なのでこちらでさらっとをお勧めします
「葛根廟事件」
こちらもWikipediaより読みやすいかと。ウクライナの惨状と被ります。
「二日市保養所」
こちらはWikipediaから
文中にはないのですがこれも▽
「真岡郵便電信局事件」
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