毎日暑いうえに梅雨らしく湿度も高くなってきて、エアコンをチラ見しながらなんとか扇風機で凌いでいるこの頃です。
更年期は過ぎ去ったと自分では思っていますが、後遺症ともいうべき、今までとは違うからだの変化を、今も思い知らされているところです。
たしか末端冷え性だったんだけどな、わたし。
足先が熱い。
足の甲がじんじん熱い。
更年期になり始めのころからこの症状が出て、もうこれが自分の体の定番になっているもよう。
足に冷えピタを貼りたい(でも家にない 涙)
前置きが長くなりました。
今日は月一の、かかりつけ医の診察とお薬をもらう日。
いつも通りに前もって予約の電話をかけたのですが、うっかりあることを告げてしまったばかりにえらい目に貴重な体験をさせていただきました。
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喘息症状の咳の話をしたら…
いつも頂く、片頭痛予防薬、降圧剤、鎮痛剤、のほか、花粉症の緩和に頂いていた薬がありまして。
小児喘息だった私、花粉や黄砂やpm2.5などの季節になると、とりわけ気管支辺りに違和感が出て、夜でもお昼でも就寝時になると咳がでるのですね。
横になって寝付けそうかな~と思う頃にコホコホと出て痰が絡むので、うがいをしにいってまた横になって…を2,3回繰り返してやっと落ち着くという。
頂いていた花粉症の薬は喘息の薬でもあって、先生も私の症状を分かっていて処方されているのだと思っていたのですけれど。
電話口で、花粉症そのもの(くしゃみ鼻水)はほぼ治まっているので、咳だけの薬が欲しいとお伝えしましたら、
「咳、ですか」
看護師さんの口調がピリピリモードに変わりました。
そのときはまだ気づいていなくて、詳細を尋ねられて答えているうちに、もしやこれはコロナを疑われているのでは…、と察した頃には時すでに遅し。
「咳が出る」
これは(禁句)病院としては神経を使わざるを得ない症状です(よね、わかります)
しっかり聞き取れなかった部分もあるものの、要はコロナだと来院や診察もできなくなるので、規定の問診を電話口でしますね、のような説明があって、それから細々な質問の開始。
咳はいつごろからか、熱はあるか、身近にコロナ陽性者はいないか、濃厚接触の可能性はないか、最近の渡航歴はないか、大勢での会食参加していないか…などなど。
で、来院しても車中待機になりますので携帯番号を教えてくださいと。
予約した時間に病院に着き電話をかけると、そのままお待ちくださいとのこと。
前もって言われていたことなので了承はしつつ、エンジンをとめて待つこと20分。
暑い。
当たり前ですねー、この暑さですから。
熱ないのに発熱しそうな暑さ。
昨日までよりは雲が多くて風もあるので、まだマシかもしれませんが、30℃近くあるのは確かですし、なんといっても車中ですからね。
汗をふきながら、冷たいお茶でも持ってくるんだったと後悔しつつ、なんとも複雑な心境…。
ついつい家族に不満タラタラのメール送ったり。
ようやく看護師さんからの電話が鳴り、先生に代わっての問診。
咳の症状や喘息薬の説明など、きちんとしてくださるのは有難い…
けど、暑い(泣
で、どうやら花粉症の薬は特に喘息を意識して出されていたわけでないことも判明。
先生、私が喘息持ちってことを失念されていたようす。。(話通じないわけだわ)
咳が出るならちゃんと毎日検温しないとね、とのお叱りも(だってほぼ慢性だし、コロナの前からこの時期は毎年症状出てるし)
う~ん。。。かかりつけ医、とは。
と、これまでの長年の通院を振り返ってモヤってしまった私でした。
診察・会計も車中にて
問診が終わり、そのまま待っていると今度は車を正面まで回してくださいとのこと。
「診察があります」
んん?診察??
車を回すと先生と看護師さんが近づいていらっしゃる。
窓を開けての診察かと思いきや、そのままで、と手で合図されて何やらジェスチャー。
ん?ん?
なにをどうすれば…??
ようやく、マスクをとってと言われていると理解。
外すと今度は手をパクパク(って分かります?汗)
なになに??
あ!
口を開けるように、ってこと?
そっか、喉を診るのね、とやっと理解して口をあけ。
またなにかジェスチャーされる。
???
さっぱり分かりません、そのジェスチャーでは。
あれこれされて、ようやく声を出すんだと分かる。
そういえば喉を診るときってあーって言いますね、確かに。
さすがに笑えてきて、いや笑ってはいけないと自制するけど先生もちょっと目が笑ってるような。
一通りの診察が無事に終わり、あとはお会計ということで先生は退場。
看護師さんに保険証を所望されてお渡し。診察券は要らないとのこと。
(余計なものは院内に持ち込まない、と見た)
車を動かして一瞬は冷気が流れたけれど、止めたままだとやっぱり暑い。
暫くして看護師さんが現れ、お会計の明細を窓越しに見せる。
払おうと窓を開けてお財布を用意しようとしたら、おつりはありますかとのお尋ね
(窓開け&マスクだから会話がすんなり成立)
明細を見て「5000円札で払います」と私。
わかりましたとまた消える看護師さん。
再び登場すると、手にはビニール袋。
ははーん。
お金も直接手渡しはしないってわけなのねー、なるほどねーー。
(冷静そうに書いていますが、内心はもやもやが増大中)
差し出されたビニール袋に5000円札を入れる。
さっと口を閉じて代わりにおつりの入った別のビニール袋を渡す看護師さん。
薬の入った袋を受け取り、これですべてがやっと終了。
ありがとうございました、と発進して病院をあとにしましたが。
なんというか。
もやもや最高潮でございました。
もやもやの原因を探ってみると
とにかくもう、すごい徹底ぶり。
完璧。
絶対にうちの病院から感染者は出さないという固い決意をひしひしと感じました。
(ま、これまでにもそれは随所で感じていた医院でしたが)
うん、医院として、それは当然のことだと思います。
一通りの手順も厚労省からの指示や規定に沿って行っているのでしょうし、なんら間違った対応ではないと思います。
思いますけど、なんでしょうね、このもやもやは。
はっきり言ってものすごく不快この上なかったです。
いつものアレルギーの咳に薬を出して欲しかっただけなのに。
こんな対応を受けるくらいなら、今まで出してもらっていた薬をそのまま継続ですませばよかった、うっかり咳って言っちゃったのがいけなかったんだわ。
次からは咳って言わないように気をつけなくちゃ😠
と、こういう心境になっちゃうわけです。
本当は怪しい咳があっても、言うと面倒なことになるからやめておこう、となってしまっては逆効果だと思うんですけどね。
実際、コロナ扱いするな!って怒りだしちゃう方もいるかもしれません。
難しいところですよね。
かかりつけで長年診てもらっているので、症状や弱いところを把握して頂いているという信頼のもとに相談したのですが、ピシッと線引きして例外を一切認めないという無情さには正直参りました。
確かに、この人は大丈夫だろうとか、この症状ならいいだろうとか、例外を認めていたらキリがないでしょうし、もしものときには取り返しがつかないわけですし。
それでも、せめて「すみませんね~、決まりなので」くらいの低姿勢というか、いきなり「コロナ疑い」される患者への配慮というか、そういうものを見せてもらえたら、こんなに不快な気持ちにはならなかったのかなぁ、とは思います。
それから診察を玄関でするというなら、そこまでの問診は自宅での電話でもいいんじゃないかなとも思います。
先生から電話してくれるくらいは(そう何度もすることじゃないでしょうし)病院側がしてもいいと思うし、そうすれば(もしかしたらコロナかもしれない)患者を車中で待たせることにもならないし。
これからの季節は特に、車中で待つなんて地獄ですから。
それと診察の手順も(一通りきまっているでしょうから)事前に電話で説明してくれれば、窓越しに訳の分かんないジェスチャーで無駄な時間を浪費する手間も省けるってもんでしょう。
医院にそういう風に伝えてもいい、かな…
とちらっと思いましたが、トラブルになるのも嫌だからやっぱやめとこう。
でここに綴っているわけです(笑)
なんにしろ、コロナを疑うとは?どういうことをするのか?という病院側の対応の仕方はよく分かりましたし、コロナでは明らかにないのにコロナ疑いされるという気持ちもよく理解できました。
ほんと、貴重な体験ではありました。
頂いた喘息の薬をしっかりのんで、次回は咳のせの字も言わなくて済むよう、今まで以上に手洗い等の感染対策をしっかりして、体調管理につとめようと決意したわたくしでございます。
おまけ
きっと医院でも、普段シミュレーションしている通りに動けたか、手配できたかの確認にもってこいの機会だったことでしょう。
いい貢献をさせていただいたと思っておくことにします。
でもまさか、今後の毎月の診察ごとにも、あれやられるんじゃないでしょうね???
それは勘弁して欲しい(泣)
週末はコロナビールでも飲むことにしましょ(買ってこなくちゃ)
*お読みいただきありがとうございました*
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